トップメッセージTOP MESSAGE

「差別化の推進と提案力の強化」
で選ばれる企業へ

現代は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行、
ロシアによるウクライナ侵攻など、想定していなかったことが次々と起きた、
まさに、何が起きるか予測が難しい
「VUCA(不確実性)」の時代となっています。

また、我々が属する住宅業界におきましては、コストアップの要因であった
「ウッドショック」と「超円安」は、ピーク時から落ち着きを見せているものの、
資材全般でのインフレやエネルギーコストの高騰が依然として進行しています。
加えて住宅需要そのものも、コロナ禍での「Stay home」傾向や低金利の中で
堅調に推移してきましたが、資材価格アップを背景にした住宅価格の高騰から、
持ち家を中心に陰りが見られる等、予断を許さない状況となっています。

このように不透明で厳しい環境下において、
業界内では競争激化とともに淘汰再編、合従連衡が加速することが想定されます。
企業の体力の裏付けとなる“強固な財務内容”や、
メーカーとしてのベースとなる“絶対的な品質”は
企業存続の最低条件であることに加え、お客様に選ばれるための“差別化と提案力”が
生き残りと成長のための重要な鍵になってくるものと思われます。

当社としては、“財務内容”と“品質”に更に磨きをかけると同時に、
内装建材事業における階段・カウンターでの国内トップクラスの生産量と
特注対応力、5,000種類以上のカラーレシピと塗装技術、
そして木構造事業における
特殊なプレカット技術、パネル製作、設計提案・施工管理等の
総合的なノウハウに裏打ちされた”差別化と提案力“を発揮することで
新たな需要の取り込みが図れるものと考えております。

現在は、温室ガスの削減・カーボンニュートラルの施策として、木造化・木質化の
普及によるCO2の長期固定化の促進が国を挙げて推進されています。
東京2020オリンピック・パラリンピックにおいては木材活用が見られ、
2025年の大阪万博でも同様の動きとなっていますが、
このようなイベント商業施設のみならず、行政庁舎、学校、介護施設、病院、
物流倉庫等、非住宅分野全般の木材需要は年々増加しています。
また、建築現場での大工就業者は30年前に比べ40%に減少し、
加えて高齢化が進んでいることから、
現場の省施工化は社会的な課題となっています。
このような「非住宅」及び「省施工」へ貢献することは、
当社ならではの“差別化と提案力”が発揮できる分野であり、
将来を見据え、積極的にチャレンジしていきたいと考えます。

代表取締役 社長執行役員

IR Q&A

IR情報に関して、株主・投資家の皆さまから
よくお寄せいただく質問にお答えします。

PAGE TOP
RECRUITING SITE